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2026/02/22

親知らず抜歯後の痛みや腫れはいつまで?食事や歯磨きの注意点を解説

親知らずを抜いたあと、「痛みや腫れはいつまで続くのだろう」「食事や歯磨きは普通にして大丈夫なのだろうか」と不安になる方もいるでしょう。

親知らず抜歯後の経過の目安は以下のとおりです。

  • 痛みのピークは抜歯後1〜2日
  • 腫れは2〜3日目がピーク
  • 食事は刺激の少ないものから徐々に再開
  • 歯磨きは傷口を避けながらやさしく行う

ただし、この目安だけで自己判断してしまうのは危険な場合もあります。症状の出方や回復の速さは、親知らずの生え方や抜歯の難しさ、もともとのお口の状態によって変わるためです。

この記事では、抜歯後の痛みや腫れの経過に加え、食事や歯磨きで気をつけたいポイント、受診を検討すべき症状をわかりやすく解説します。

不安なく回復期間を過ごすために、ぜひ参考にしてください。

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親知らず抜歯後の痛みと腫れはいつまで続く?

抜歯後の症状は時間の経過とともに変化し、その後徐々に落ち着いていきます。

ただし、親知らずの生え方や抜歯の難しさによって回復の速さには個人差があります。

まずは一般的な経過を知り、無理のない過ごし方を心がけることが大切です。

抜歯後に見られる痛みと腫れの経過

抜歯後は麻酔が切れるころから痛みを感じ始め、当日から翌日にかけて強くなります。

腫れは抜歯直後よりも時間がたってから出ることが多く、2〜3日目にピークを迎えるケースが一般的です。

その後は日を追うごとに症状が軽くなりますが、強い痛みが続く場合や腫れが大きくなる場合は、早めに歯科医院へ相談することが大切です。

痛みと腫れが落ち着くまでの目安

多くの場合、痛みは数日でやわらぎ、腫れも1週間ほどで目立たなくなります。

ただし、歯ぐきを切開した場合や骨を削って抜歯した場合は、回復までにもう少し時間がかかることもあります。

無理に食事や運動を再開すると、出血や腫れが長引く原因になります。

処方された薬を適切に服用し、安静を心がけながら過ごすことで、回復をスムーズに進めやすくなるでしょう。

回復が順調なときの変化

回復が順調な場合、日がたつにつれて痛みが軽くなり、腫れも徐々に引いていきます。

口の開けづらさや違和感も少しずつ改善し、通常の食事や会話に支障がなくなっていくでしょう。

ハミール東京デンタルオフィス小川町では、抜歯時の処置だけでなく術後のケアにも配慮し、患者さんの負担をできるだけ抑える治療を心がけています。

もし数日たっても症状が改善しない場合や不安を感じる場合は、無理をせず歯科医院へ相談することをおすすめします。

関連記事:親知らずの抜歯は必要?40代が後悔しない判断基準と注意点

親知らず抜歯後の食事はいつからできる?

親知らず抜歯後にやわらかい食事をとる女性のイメージ

親知らずを抜いたあと、「いつから食事をしてよいのか」と迷う方は少なくありません。

抜歯後は傷口が安定するまでの過ごし方によって、回復の速さが変わることもあります。

無理に食事を再開すると出血や痛みが強くなることもあるため、段階的に通常の食事へ戻していくことが大切です。

ここでは、抜歯直後から通常の食事に戻るまでの目安を解説します。

抜歯直後に食事を控える理由

抜歯直後は麻酔が効いている影響で、口の感覚が鈍くなっています。この状態で食事をすると、誤って頬や舌をかんでしまったり、傷口を刺激して出血を起こしたりするおそれがあるため注意が必要です。

また、食べ物が傷口に入り込むと治りが遅れることもあるため、麻酔が切れて出血が落ち着くまでは食事を控えるよう案内されることが一般的です。

まずは安静に過ごし、口の状態が落ち着いてから食事を再開するようにしましょう。

抜歯当日に食べやすい食事

抜歯当日に食事を再開する場合は、傷口に負担をかけにくい柔らかいものを選ぶことが大切です。

おかゆやうどん、ヨーグルト、ゼリー、スープなど、噛む回数が少なくて済むものが適しています。熱すぎる食べ物や辛い味付け、硬い食品は傷口を刺激しやすいため控えましょう。

ハミール東京デンタルオフィス小川町では、親知らずの急な痛みや腫れにも即日対応できる体制を整えています。

抜歯後は患者さまの状態に合わせ、食事の再開時期や内容について丁寧に説明し、不安なく回復期間を過ごせるよう支援しています。

普段どおりの食事に戻す時期

通常の食事に戻すタイミングは、痛みや腫れが落ち着き、傷口の違和感が減ってからが目安です。多くの場合、数日から1週間ほどで徐々に普段どおりの食事ができるようになります。

ただし、無理に硬いものを食べると出血や痛みがぶり返すこともあるため、様子を見ながら段階的に戻すことが大切です。

食事中に違和感や痛みが出る場合は、無理をせず柔らかい食事に戻すようにしましょう。

親知らず抜歯後の歯磨きと口のケア方法

親知らず抜歯後の歯磨きや口腔ケアを行う女性のイメージ

親知らずを抜いたあと、「歯磨きはいつからしてよいのか」と迷う方もいるでしょう。

口の中を清潔に保つことは回復を助けるために大切ですが、傷口を強く刺激すると出血や痛みの原因になることもあります。

抜歯後は、傷口の状態に配慮しながらケアを行うことが重要です。

ここでは、抜歯当日からできる歯磨きや口のケア方法について解説します。

抜歯当日の歯磨きの注意点

抜歯当日は、出血を抑えるためにも傷口付近を強く触らないようにすることが大切です。

ただし、口の中をまったく磨かないと細菌が増え、炎症が起きやすくなる場合もあります。そのため、抜歯した部分を避けながら、ほかの歯は通常どおりやさしく磨きましょう。

強いうがいは血のかたまり(血餅)が取れてしまう原因になるため避け、口をゆすぐ場合も軽く行うと安心です。

抜歯部分を避けた磨き方

歯ブラシを使う際は、抜歯した側とは反対側から磨き始め、最後に周囲を軽く清掃する程度にとどめると安心です。

傷口に直接ブラシを当てるのは控え、周囲の汚れをやさしく取り除くことを意識しましょう。

ハミール東京デンタルオフィス小川町では、抜歯後に患者さまが自宅で迷わないよう、歯磨きの再開時期や注意点を状態に合わせて具体的に説明します。

セルフケアを安心して続けられるよう、術後のサポートにも力を入れています。

傷口を守りながら口を清潔に保つ方法

抜歯後は、強くゆすぐのではなく、水やぬるま湯で軽く口をすすぐ程度にとどめることが大切です。

翌日以降、傷口の状態が落ち着いてきたら、やさしくうがいを行い、汚れをためないよう意識しましょう。

もし歯磨き中に出血や強い痛みを感じた場合は無理をせず、ケア方法について歯科医院へ相談してください。

親知らず抜歯後に避けたい行動と生活習慣

親知らず抜歯後に控えるべき行動を示すイメージ

親知らずを抜いたあとは、普段どおりの生活にすぐ戻りたくなるかもしれません。

しかし、抜歯後しばらくは傷口が安定していないため、何気ない行動が出血や腫れの悪化につながることもあります。

回復をスムーズに進めるためには、数日間は生活習慣にも注意が必要です。ここでは、抜歯後に控えるべき行動とその理由を解説します。

運動や長時間の入浴を控える理由

運動や長時間の入浴をすると体が温まり、血行が良くなります。その結果、抜歯した部分から再び出血したり、腫れや痛みが強まったりするおそれがあります。

特に抜歯当日から翌日にかけては傷口が安定していないため、激しい運動や長風呂は避け、シャワー程度にとどめるとよいでしょう。

回復を早めるためにも、数日は無理をせず、安静を意識して過ごすことが大切です。

飲酒を控えるべき理由

アルコールには血行を促進する作用があり、抜歯後に飲酒をすると出血や腫れが強くなる可能性があります。

また、処方された痛み止めや抗生物質と飲酒を併用すると、薬の効果が弱まったり副作用が出やすくなったりするため注意が必要です。

ハミール東京デンタルオフィス小川町では、術後の痛みや腫れをできるだけ抑えるため、抜歯時の処置だけでなく術後の過ごし方についても口腔外科の知見に基づいた説明を行っています。

回復を妨げないよう生活面での注意点も丁寧に案内しており、術後も安心して過ごしやすい環境です。

ストロー使用や喫煙を控える場面

飲み物をストローで強く吸う動作や喫煙は、傷口にできた血のかたまり(血餅)をはがしてしまう原因になります。

この血のかたまりは傷口を守る役割があり、失われると強い痛みや治りの遅れにつながるおそれがあります。

そのため、抜歯後しばらくはストローの使用や喫煙を控え、傷口を安定させることが大切です。

違和感が続いたり心配な症状が見られたりするときは、早めに歯科医院へ相談しましょう。

親知らず抜歯後に受診を考える症状の目安

親知らず抜歯後の症状確認のため歯科を受診するイメージ

親知らずを抜いたあと、ある程度の痛みや腫れが出るケースは珍しくありません。しかし、症状の経過によっては予定どおりに回復していない可能性もあります。

無理に様子を見続けると悪化することもあるため、「いつ受診すべきか」の目安を知っておくことが大切です。

ここでは、再受診を検討したほうがよい症状について解説します。

痛みや腫れが長引く場合

通常、抜歯後の痛みや腫れは数日をピークに徐々に落ち着いていきます。

しかし、1週間以上たっても痛みがほとんど変わらなかったり、腫れが引かなかったりするときは注意が必要です。傷口の治りが遅れている、あるいは炎症が続いている可能性も考えられます。

痛み止めを服用しても改善が見られないときは、無理に我慢せず歯科医院で状態を確認してもらいましょう。

症状が強くなる場合

本来であれば日を追うごとに症状は軽くなっていきますが、逆に痛みや腫れが強くなるときは注意が必要です。

口が開きづらくなったり、飲み込みにくさを感じたりする場合には、炎症が広がっている可能性も考えられます。

ハミール東京デンタルオフィス小川町では、デジタルレントゲンや口腔内カメラを用いて術後の状態を細かく確認し、必要に応じて迅速に処置できる体制を整えています。

早めに相談したほうがよい症状

次のような症状が見られる場合は、歯科医院で状態を確認してもらいましょう。

  • 出血がなかなか止まらない
  • 傷口から強いにおいや膿が出ている
  • 発熱や強い倦怠感がある
  • 痛みや腫れが日ごとに強くなっている

また、「通常の経過なのか判断できず不安」という場合も、様子を見続けず歯科医院へ相談してください。

少しでも気になる症状があるときは、放置せず早めに受診を検討しましょう。

宇多川院長の総評|抜歯後は無理をせず、不安なときは早めに相談を

親知らずの抜歯後は、ある程度の痛みや腫れが出ることは珍しくありません。一般的には、時間の経過とともに落ち着いていきます。

ただし、症状の出方や回復の速さには個人差があり、同じ抜歯でも経過は人それぞれです。大切なのは、無理をせず傷口の回復を優先した生活を心がけることです。

「この痛みは普通なのか」「受診したほうがよいのか」と迷う場面もあるかもしれません。

そのようなときは、自己判断で我慢を続けるのではなく、早めに歯科医院へ相談することが回復を長引かせないポイントです。

ハミール東京デンタルオフィス小川町では、親知らずの抜歯を含む口腔外科治療に対応し、術後の経過やセルフケアについても丁寧に確認しながら診療を行っています。

抜歯後に気になる症状や不安がある場合は、一人で悩まず気軽にご相談ください。

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